大腸がんを早急に治療しよう|完治までの道のり

看護師

肛門の近くが多い

患者と担当医

部位により症状が違う

大腸がんの発生頻度は部位によって異なってきます。大腸がんの6割から7割は肛門から3cmまでのところに発生してきます。特に肛門から10cmまでのところには、全体の3割が発生しています。日本人の最近の傾向で、上行結腸のがんが増えてきています。原因は不明で民族による差があるのではと考えられていますが、どちらにしても大腸がんは肛門に近いところに発生することは、世界共通になっています。ほとんどの大腸がんは出血を伴います。便通の異常は便秘をした後に下痢になったり、その逆であったりするのが特徴になっています。がんが大きくなってくると、腸閉そくを起こしてしまいます。大腸がんはがんができた場所によって症状が異なり、同じ出血があったとしても上行結腸にがんがあるときと、直腸がんでは現れ方も違ってきます。

現代の検査は優等生

大腸がんの発見には大腸がん検診は欠かせません。この検診は検診の世界での優等生で、毎年検診を受けることで死亡率が下がるといわれています。便の潜血検査でがんの有無を調べていきます。以前の潜血検査はほとんど意味のないもので、現在のような人間のヘモグロビンの有無を調べることができず、ヘモグロビンが分解された後の鉄分の有無を調べていました。そのためにほとんどの人が陽性になってしまい、この検査はすたれていきました。現在は、人間のヘモグロビンが便に交じっていないかどうかの検査を行っています。肉や野菜を食べても陽性にはなりません。人間の肉を食べない限りは間違うことはありません。出血がほんの少しでも検出することが可能になっていて、多くの人がこの検診を受けています。